不参gas保証金(no-show gas bond)は廃止されました

脆弱性があることが発見され、不参gas保証金(no-show gas bond)は廃止(コントラクトから削除)されました。

悪意のあるマイナーは不参gas保証金の価格を操作することが可能であることがEdmund Edgar氏によって発見されました。

この脆弱性の詳細は以下をご覧ください。(英語)

そもそも不参gas保証金とは何なのか?

不参gas保証金は、ファーストパブリックレポーター(designated reporter)がレポートする際のgas費用を賄うための保証金です。これがあることによりファーストパブリックレポーターの支出はありません(でした)。

不参gas保証金についての解説はこちらをご覧ください。

不参gas保証金を廃止することの影響は?

上記の通り、この保証金が廃止されるとファーストパブリックレポーターのgas費用が補填されません。

「廃止されるとファーストパブリックレポートを行う動機が削がれ、マーケットのファイナライズが遅れるのでは?」という懸念があると思いますが、不参REP保証金(no-show REP bond)によってファーストパブリックレポートを行うインセンティブは十分にある(レポーターの収益はプラスになる)と判断され、廃止に至ったようです。

不参REP保証金についての解説はこちらをご覧ください。

2018/07/12追記
従来は、「不参gas保証金」と「不参REP保証金」を合わせて「不参保証金」と呼んでいましたが、「不参gas保証金」が廃止されたので、「不参REP保証金」の名称を単純化し「不参保証金」と呼ぶことになりました。