【速報】Augurのローンチで機能制限は無い

[UTC]2018/07/09 18:01 ([JST]2018/07/10 03:01)にAugurがEthereumメインネットにローンチされる予定ですが、当初このローンチではマーケット「Augurはハックされるか?」だけが存在し、マーケットでベットできる金額も制限される予定でした。

しかし、非公式ではありますが、昨夜DiscordにてCo-founderでありLead DeveloperであるJack Peterson氏により、ローンチ時にAugurに制限を設けずフルリリースする発言がありました。

以下、彼の発言のまとめです。


私たちはまだ公式発表していませんが、7月9日のローンチ時にカスタムマーケットの作成は可能になるでしょう。(訳注:「カスタムマーケット」とはユーザーが独自に作成するマーケットのこと)

Augurのアップグレード方式をハードフォークだけで行う方針に変更したため、バウンティマーケットだけのリリースは無意味です。
したがって7月9日はフルリリースとなるでしょう。

フルリリースする理由は、7月9日のローンチではAPIに対する機能制限を行わないためです。そのためUIだけに制限を設けても少し意味が無いと考えています。

(「いきなりフルリリースするとEthereumのネットワークが麻痺してしまうのでは?」という質問に対して)

Augurを使用するにはダウンロードしてインストール必要があります。このことはAugurを利用するための十分な障壁となり、結果としてAugur利用者の増加は緩やかになり、Ethreumネットワークへの負担を軽減できると期待しています。

(「ローンチ後にThe DAOのようなバグが発見された場合はどうするのですか?」という質問に対して)

The DAOのようなバグが発見された場合の対策として、ローンチ時のv1.0には”escape hatch”(緊急避難口)という機能を備えています。この機能はシステム内にある全資金を凍結し、ユーザーはその資金の引き出すことを可能にします。

この機能は信頼できるサード―パーティーがこの機能をコントロールします(訳注:「信頼できるサードパーティー」とはAugur開発チームのことです。ローンチ時に完全に非中央集権的に動作しないことに対する自虐的な皮肉と思われます)

この機能は使用されないことを願っています。しかし私がずっと危惧していることはThe DAOのような悲惨な失敗がAugurでも起きないかです。”escape hatch”を実装することのリスクよりも、このThe DAOのような失敗が起きないか心配しています。また、この”escape hatch”は一時的な機能で、将来的に削除する予定です。