2018/02/28 Augur週次開発状況

原文:Augur Weekly Development Update — February 28th

※以下の内容は上記原文の日本語訳です。

今週、2回目の包括的なコントラクト監査の報告書を受け取りました。 以下にコントラクト監査の履歴とタイムラインを要約します。

監査フェーズ1:11月3日~12月15日
新たに書かれたSolidityコントラクトの初回監査を行いました。この監査ではAugurのコントラクトの全体を網羅していました。並行してAugur開発チームで内部監査を行い、オリジナルのシステムに経済的なセキュリティ問題があることを発見しました。この修正する過程で、この問題を修正すると同時にレポーティングシステムを大幅に単純化できることに気づきました。

具体的には、フォークが発生時にREP保有者に出現させることが重要である、と判明したことです。技術的にはAugurでは争議(disputing)は不要ですが、こうすることでシステムを円滑で迅速に動作させることができます。

クラウドソースによるレポートのコンセプトをやめ、クラウドソースによる争議に置き換えました。このクラウドソースによる争議は、マーケットが解決(訳者補:マーケットがある結果であると合意し最終決定すること。ファイナライズすること)をするためには不要ですが、常にフォークするよりも虚偽のレポートに対してより迅速な抑止力があります。このモデルは新しいホワイトペーパーに反映しています。

これによってレポートは、初回レポート(initial report)、及び、最終的にフォークへとつながる一連の争議、という形に単純化されました。この変更により、監査人はレポートに関するコントラクトの大部分を再レビューすることとなりました。

監査フェーズ2:1月8日~2月23日
2回目の監査には、上記のレポートに関する変更の全てと、見つかった他の問題が含まれていました。2回目の監査報告書を受け取り、現在の問題は全て技術的な修正です。1回目の監査とは異なり、大幅なプログラム変更やリファクタリングは予定していません。この変更に必要な時間は、前回の変更にかかった時間よりも概算で75%減る見込みです。
私たちは現在この発見された問題に取り組んでおり、GitHubでその進捗を追うことができます。この作業が完了すれば、これらの修正を監査人に戻し再レビューしてもらいます。

監査はいつ終るのか?
これらの修正の対応のため、少なくとも2回以上の監査人に対する出し戻しが必要と見込んでいます。(レポート処理の全体などではなく)修正の範囲は極めて限られているため、きっと前回のフェーズほど時間はかからないでしょう。コードが完全に再レビューされるまで監査は終了しません。

UI
トレードに関する画面はほぼ完了し、UIとしては機能しますが、コントラクトとの結合が完了していないためRinkebyでのトランザクションが失敗するでしょう。レポーティングとフォークに関連する画面は最後の画面に取り組んでおり、dev.augur.netで閲覧可能です。下記はMetaMaskを使用したマーケット作成時の画面動作です。

一般
Devcon3の直前にカンクンで開催されたD1カンファレンスで、保険に関する予測市場のパネルディスカッションにAugmentPartnersのRon Bernstein、GnosisのMartinKöppelmenと共にJackが出席しました。Etheriscでその時に使用されたパネルと動画が公開されています。

portable Solidity debugger のバグバウンティについて2つ報告がありました。一つはTruffleチームによって最近公開されました。その他のチームはEIP-758に取り組んでいますがまだ報告はありません。

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